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東京都東久留米市にあるシュタイナー幼稚園です。講座やイベントなどの情報を事務局スタッフよりおとどけします。


by minamisawas
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小貫大輔さん講座「神様とセックス」が行われました

11月19日、小貫大輔さんを講師にお迎えし、
「神様とセックス」と題して、性教育に関するお話をしていただきました。
当日はとても盛況で、40名を超える参加があり、熱気ムンムン。
講座でのキーワードのひとつ「オキシトシン」を、ご存じですか?
オキシトシンとは、出産、母乳育児のときに多く分泌されるホルモンで、
これが「そばにいる人との関係を構築する」というはたらきを持つそうです。
そのオキシトシンは、肌と肌とのふれあいによって出る。
子どものうちにオキシトシンをたくさん出してくれる親と、
たくさんふれあって育った子どもは、
オキシトシンの受容体をたくさん持てるので、
適度なふれあいで満足でき、幸せを感じられる人になる。
のだそうです。
育児にはスキンシップが大切、というようなことは誰でも知っていますが
こういう秘密があったのですね。

印象に残った言葉。

いのちって、セックスって、コンドームって、
大事なんだよ!
ということを伝えるのは、家庭でしかできない。
16歳までの間に、家庭の中で、
こういうことは、いいことだ、大切なことだ、
という雰囲気が確立していること
(性のことはタブーだという雰囲気で育った、と答える参加者の方は
とても多かったです)
性に関する質問を親にしてきたら、その数少ないチャンスのときに
しっかり伝えること。
(16歳以降は家庭で話すのは無理になるそうです)

小貫さんのお話はとてもわかりやすく、情熱的で
参加された方からの質問が途切れませんでした。

下の写真は、各国のあいさつの紹介。
日本では、頭を下げてもぶつからない距離で「こんにちは」
ブラジルでは、一人ひとりと頬をくっつけてチュッとキス
写真はドイツのあいさつ、しっかり目を見て握手をしているところです。
日本のあいさつは、ほかに比べてとても距離をとる必要があることがわかりました。

小貫大輔さん講座「神様とセックス」が行われました_c0221940_0264314.jpg

by minamisawas | 2011-12-01 00:31 | 講座